武田信玄公生誕の地を訪ね深草観音の神秘的な風情にふれる
武田信虎公は詰城としてこの山に要害城を築いた。ここが武田信玄公 生誕の地といわれ山頂には碑も立てられている。山腹から山頂までは今 でも土塁や石垣、竪堀跡などが残り不動曲輪には武田不動尊が祀られて いる。麓には信玄公の産湯をくんだ井戸が残る積翠寺がある。深草観音 は、高い岩壁を穿ってつくられた奥の院と呼ばれる観音堂で知られる。御本尊の岩堂十一面観世音菩薩は普段は瑞岩寺に安置されているが毎年4月に奥の院に移され深草観音まつりが行われる。
ADVICE
深草観音から岩堂峠への道は蚕の石室跡などもあり古道の名残があるので足を伸ばすと面白い。
蚕種石室跡
甲府市/標高780m/山梨百名山
- 約3時間05分
- 約5.5 km
要害山
ACCESS
- 中央自動車道・甲府昭和ICから約25分、要害山登山口駐車場(約20台)
1日目
- 9:00要害山駐車場→要害山~深草観音ハイキング→14:00要害山駐車場→武田神社→甲府市内宿泊
2日目
- 甲府市内散策→食事(ほうとうなど)→帰路
要害山登山道入口。
山頂までは城跡らしい石段が残る。
深草観音への分岐。古い道標が目印
深草観音の御堂がある石壁。御堂には古い鉄のハシゴが掛かっているが危険なので登らないように。回り込めば御堂まで登れる。
問い合わせ先
甲府市観光課 TEL: 055-237-5702
ハイキングをするにあたって
- 登山口に通じる林道は工事や冬季閉鎖のため通行止めになる場合があります。事前に確認してください。
- 登山口へ向かうバスは運行期間が限られていたり本数も少ないため、時刻表やバス停などを事前に確認してから出かけるようにしましょう。
- 登山道は、季節や大雨、落石、工事などによりルートが変わる場合があります。最新情報を下調べして安全登山に心がけてください。
- 掲載している所要時間、コースタイムは、あくまでも目安です。歩く人によって差異が生じますので、時間にゆとりを持った登山を心がけてください。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。