せせらぎを聞きながら、湧水を訪ねて古の道を歩く
富士山に降り注いだ雨雪が岩盤に染み込み、長い歳月をかけて湧き出てくるという富士山の湧き水。都留市内には数多くの湧水があり、今も生活用水として利用されている。幹線道路から外れ、かつての富士信仰の道を辿れば、ワサビ畑や冬にはこの地方の特産物である水掛菜を栽培する風景も。松尾芭蕉も立ち寄った水しぶきを上げる田原の滝、美味麗水を湛えた永寿院、梅花藻(バイカモ)が群生する長慶寺など、立ち寄り先にも事欠かず、わくわくしながら散策できる。
ADVICE
かつては富士講の道「ふじみち」でもあったコース。所々に富士講の遺跡や富士山が望めるポイントもある。
身禄堂
都留市
- 約1時間30分
- 約3.0km
長慶寺の梅花藻
ACCESS
- 中央自動車道・都留ICから約10分、田原の滝公園駐車場(約8台)
- 富士急行線・十日市場駅
1日目
- 10:00十日市場駅→田原の滝から湧水めぐりハイキング→11:30東桂駅→12:00都留市内で食事→より道の湯→都留市内宿泊
2日目
- 都留市内散策→リニア見学センター→道の駅つる→帰宅
十日市場駅
永寿院
長慶寺梅花藻
東桂駅
問い合わせ先
都留市産業課 TEL: 0554-43-1111
ハイキングをするにあたって
- 登山口に通じる林道は工事や冬季閉鎖のため通行止めになる場合があります。事前に確認してください。
- 登山口へ向かうバスは運行期間が限られていたり本数も少ないため、時刻表やバス停などを事前に確認してから出かけるようにしましょう。
- 登山道は、季節や大雨、落石、工事などによりルートが変わる場合があります。最新情報を下調べして安全登山に心がけてください。
- 掲載している所要時間、コースタイムは、あくまでも目安です。歩く人によって差異が生じますので、時間にゆとりを持った登山を心がけてください。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。