笠取山山頂へと伸びる急坂
沢のせせらぎを聞きながら、気持ちよく歩く水源の森
南山腹に多摩川の源泉とされる湧き水「水干（水乾・みずひ）」、雁坂峠の分岐付近に荒川、多摩川、笛吹川の分水嶺があり、水の山とも称される。管理が行き届いた登山道は木道や木の階段が整備されているなど歩きやすく、沢のせせらぎを聞きながら気持ち良く歩を進めることができる。山頂からの眺望は素晴らしく、両裾を広げた富士山をはじめ、雲取山、大菩薩嶺など雄大な山々が見渡せる。初夏にはシャクナゲ、秋には黄金色に輝くカラマツとの共演も見事。
ADVICE
展望ポイントから山頂へは岩場を登っていく。
ピンクテープが少し上の岩場にあるので分かりづらい
甲州市／標高1,953m／山梨百名山
- 約5時間05分
- 約9.7km
水干（みずひ）･･･多摩川の最初の一滴がここから始まる
ACCESS
- 中央自動車道・勝沼ICから約60分、作場平口駐車場（約30台）
大菩薩の湯
一千万年前の花崗岩体深部から湧出。成分はマイルドながらアルカリイオンのみ高い、世界でも珍しい名湯。 詳細情報はこちら（外部リンク）
恵林寺
武田信玄公の菩提寺。信玄公の兜など武田氏に関する文化財を数多く所蔵。庭園も必見。 詳細情報はこちら（外部リンク）
上条集落
江戸中期から昭和にかけての民家や蚕室が保存され、伝統的な集落の形態を留めている。 詳細情報はこちら（外部リンク）
慈雲寺
夢窓疎石により開かれたといわれている。春には樹齢300年を超える見事なイトザクラが淡紅色の花を咲かす。 詳細情報はこちら（外部リンク）
1日目
- 8:00作場平橋→笠取山ハイキング→15:00下山→大菩薩の湯→甲州市内宿泊
2日目
- 恵林寺→放光寺→甘草屋敷→帰路
問い合わせ先
甲州市観光協会 TEL: 0553-32-2111
ハイキングをするにあたって
- 登山口に通じる林道は工事や冬季閉鎖のため通行止めになる場合があります。事前に確認してください。
- 登山口へ向かうバスは運行期間が限られていたり本数も少ないため、時刻表やバス停などを事前に確認してから出かけるようにしましょう。
- 登山道は、季節や大雨、落石、工事などによりルートが変わる場合があります。最新情報を下調べして安全登山に心がけてください。
- 掲載している所要時間、コースタイムは、あくまでも目安です。歩く人によって差異が生じますので、時間にゆとりを持った登山を心がけてください。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。
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