今も昔も変わらない、千円札の富士山に会いに行く
ジグザグの登山道を30分も歩けば頂上。ここは、生涯に38万枚もの富士山を撮影した写真家岡田紅陽が、1935(昭和10)年に代表作「湖畔の春」を撮影した場所。現千円札の裏側に印刷されている逆さ富士は、この写真が元絵になっている。頂上には展望台があり、大自然に囲まれ本栖湖を抱えた美しい富士山を眺めることができる。運が良ければ千円札のように逆さ富士も見えるかもしれない。湖面に浮かび上がる逆さ富士は神々しく、神秘的な光景に思わず息を飲むはずだ。
ADVICE
距離は短いが登り始めはやや急なので注意しよう。
登山道
身延町/標高1,082m
- 約1時間05分
- 約1.0 km
登山道から望む富士山
ACCESS
- 中部横断道・下部温泉早川ICから約30分、中央自動車道 河口湖ICから約35分、駐車場(約20台)
- JR身延線下部温泉駅から「浩庵荘入口バス停」まで約34分(土・日・祝のみ運行)
1日目
- 10:00本栖湖浩庵前駐車場→中ノ倉峠ハイキング→11:00下山→浩庵キャンプ場でキャンプ宿泊
2日目
- 本栖湖でカヌーやSUP体験→道の駅しもべ→帰路
尾根に出るまでつづら折りの登りが続くので焦らずゆっくり登ろう。
下りの時、間違ってパノラマ台方面に行かないように。分岐は右に下る。
問い合わせ先
身延町観光課 TEL: 0556-62-1116
ハイキングをするにあたって
- 登山口に通じる林道は工事や冬季閉鎖のため通行止めになる場合があります。事前に確認してください。
- 登山口へ向かうバスは運行期間が限られていたり本数も少ないため、時刻表やバス停などを事前に確認してから出かけるようにしましょう。
- 登山道は、季節や大雨、落石、工事などによりルートが変わる場合があります。最新情報を下調べして安全登山に心がけてください。
- 掲載している所要時間、コースタイムは、あくまでも目安です。歩く人によって差異が生じますので、時間にゆとりを持った登山を心がけてください。
- ゴミは必ず持ち帰りましょう。